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チャンピックスの有効成分とその働き

2020年05月27日
タバコを持っている様子

チャンピックスに入っている有効成分はバレニクリン酒石酸塩という名称です。
成分を説く時はよくバレニクリンと略しています。
チャンピックスが禁煙に効果があるのは、この成分がニコチンと同じような働きをするからです。

まずタバコを吸った場合、煙に含まれているニコチンが脳にまで達します。
脳にはニコチン受容体というものがありますので、ニコチンはこれと結合します。
そうするとドーパミンが放出され、良い気分になります。
そうすると、また次々と身体がニコチンを欲しますので、タバコをどんどん吸ってしまいます。
これはすでにニコチン依存症になっている状態ですので、こうなってしまうとすでに自分の意志でタバコをやめることはできませんから、病院で病気として治療を受けるしかありません。

それに最適なのがチャンピックスです。
チャンピックスは体内でニコチンと同様に働きます。
チャンピックスを服用しますとニコチンと同じように脳まで到達し、ニコチン受容体と結び付きます。
その時、ニコチンと比べれば少量ではありますが、やはりドーパミンが出ます。
タバコを吸っていなくても同じように良い気分になることができます。
この時点でもう身体が満足していますので、さらにタバコを吸いたくなることがありません。
もし吸ってみたとしても、ニコチン受容体にはすでに先客がいますから、新たに結び付くことがないですのでドーパミンも出ず、今吸ったタバコは特においしくも感じないということになります。

病院でチャンピックスを処方されるのは12週ですが、これは保険診察を受けられる期間で、チャンピックス自体は自費で24週まで続けることができます。
但し12週以内で禁煙できた人が90%以上と言われていますので、チャンピックスは禁煙にとてもよい働きをする薬と言えます。

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